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【闇金サイトの宣伝方法、検索エンジンサイト編】

闇金解決相談員です。

闇金サイトはなぜ広告をだせるのか?についてその仕組みを細かく説明してきたこのシリーズですが最新の情報が入りましたので更新します。決して新しい手法ではないのですが広告代理店、メディアを巻き込んで1つのジャンルにまで成長してしまったようです。

以前、闇金はお抱えの広告代理店に宣伝依頼をすると説明致しました。残念ながらお金をもらえるお客ならば多少の事には目をつむるという代理店があるのは事実です。

こうした代理店が主導してメディアを囲いこみ闇金サイトはオモテに登場してきます。そうした流れの中、闇金業者に好評な宣伝方法がある事がわかってきました。それが、今回説明する検索エンジンから集客するサイト、通常SEOサイトと呼ばれる手法です。

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検索エンジンで集客する闇金お抱えの金融比較サイト

検索エンジンとは知りたい情報の単語を打ち込んで文字通り検索する事を目的としたサイトです。現在ではGOOGLEとYAHOOが最大手と呼ばれておりそのほかの検索エンジンも土台はGOOGLEであることが多いようです。SEOサイトとは自分たちで狙った単語を意図的に上位に表示させることを目的として作られたサイトの事を呼びます。

この宣伝方法を用いた広告を業者が好んで買っている事が明らかになりました。理由を元広告代理店の営業マンに聞いたところ、

「SEOサイトはもともと客質がとても良いと言われているんです。最初から目的が100%分かっている人は目的のサイトに直接アクセスします。やりたい事がわかっていてもどのサイトがいいのか分からないユーザーが検索エンジンを使い絞り込み作業をしてきます。つまり、網を張る側から見ればあまり知識などが無い客が飛び込んでくるという意味になるのです」

言っている事はわかるのですがそれがどうして闇金につながるのかもう少し深く説明してほしいと伝えると営業マンは言葉をつづけてくれました、

「金融に関して言えば、知識が無いユーザーはとてもイイお客さんなんです。見つけたサイトが闇金か合法キャッシング会社なのか区別ができないんですからこんなにイイお客さんは無いでしょう。闇金側にとってこうしたお客さんは上客になる可能性が高いのでSEO広告を好んで買っているのだと言えます。」

さらに、SEO広告にはもう1つメリットがあると営業マンは続ける、

「一般的にSEO広告以外の通常広告は客側もある程度リスクを承知の上で申し込みをしてくるんです。リスクとは闇金かもしれないということです。新聞の3行広告などどう見たってまともな金融会社の広告とは思えませんからあからさまに怪しいですよねw

ところが、検索エンジン対策されたサイトの場合、ユーザーは自分で調べて自分の意思でお得なところを見つけたんだと納得して申し込みをしてくるんです。だから、申し込みしてきた時点では闇金だとは露ほども疑っていないんです。闇金業者からしたら暗示にかかったようなお客さんが来るので笑いが止まらないでしょうね。しかもSEOサイトはこうしたユーザー心理を読み取ってワードを選別して網を張っているんですから性質が悪い。一見すると便利サイトや弱者救済のような見せ方でサイトを構えるので見慣れていないと見極めるのは難しいでしょうね。」

ここまで聞けば感の悪い私でも理解はできます。簡単にまとめると、

・知識があまり無い人が闇金に申し込む確率が高い

・SEOサイトは闇金と気づかないで申し込む人が多い

と言えます。現在のところ、携帯を買って信用をつけましょうとか回復しましょうと誘ってくる携帯転売詐欺や勝手に振り込みをしてくる押し貸し詐欺業者のどちらもこのSEO広告を欲しているようで大人気だとのことです。

さらに、こうしたサイトから申込をした方には他の広告とは異なる傾向がありその点についても教えていただきました、

「検索エンジンから誘導されてくるユーザーは自分で調べる能力、道を切り開く技量を持っているので総じて生活水準が高い方が多いんです。それは責任能力が高いと言い換えることができるのですが、言われた事をちゃんとやる、約束は守るという当たり前のことを当たり前にできる人が多いということなんです。これは闇金業者にとって都合が良いんだと思います。例えば、取り立てや脅しをした時に守るべきものがあるため言いなりになる可能性が高いということにつながります。それは売上に直結することですから彼らもSEO広告を欲しがるんだと思います」

確かに守るべきものがある方ほど闇金からの追い込みに対して恐怖感を持っているのは相談を受けている私でもわかります。独身の方よりも結婚している方、専業主婦で旦那さんの職場を教えてしまった方などが闇金の取り立て行為、脅し行為に敏感に反応しているのも事実です。闇金側もそうした背景を見透かしているからこそ勤務先や実家、自宅の電話番号などを執拗に聞いてきているです。

しかもSEOサイトはネット心理を読むことに長けているメディアが作っているだけに、事前に闇金と直結しているか見極めることが難しいとは厄介この上ないと思います。ただ、何事にも対策方法は存在するはずです。そこで先の営業マンに防御法について尋ねてみました、

私「SEOサイトなるものが知識の少ない人を闇金に誘導しているのは問題ですが、見極める方法などが分かれば被害者も減ると思うので心掛けだけでもよいので知恵を貸して下さい」

すると営業マンは、

「完全なる防御法は申し込みをしない事ですが頓知のような話をしても仕方が無いと思いますので指標をお話したいと思います。

まず、検索エンジンを使って借りれるところを探すのであれば、過激なワードで検索しない事。例えば、

ブラック、ブラックでも貸せる、確実融資、即日融資、多重債務OK、最短5分で融資、来店不要、おまとめローン、おまとめ、無職OK

集客サイトはこうしたワードで網を張りますので検索するときにこうしたワードをはずすことである程度の抑止力にはなります。あとは過激な言葉を使っているようなサイトにも気をつけることです、たとえば、

今だけキャンペーン中、独自審査で確実に借りれる、債務整理でもOK、半年無利息、無職の方でも貸せます、審査基準を大幅緩和

こうした文章なども気をつけた方が良いです。まっとうな金融会社は金利問題や表現方法にシビアになっており金利と言う言葉ではなく借入利率とか実質年率という言葉を使えと言っています。闇金業者は金融マンではありませんから言葉使いが古いというのも特徴かもしれません。」

確かに、どの言葉1つ取ってもすぐにお金が必要な方にとっては魅力的に感じると思われます。ネットで人を動かすには心を揺さぶるような言葉が必要なのはブログを書いている私にも理解できます。しかし、人を不幸にする闇金広告のためにその才能を使うのは残念です。その才能を活かせばもっと人を幸せにすることだってできると思うのですが。。。

さらに元広告代理店は面白い事を話してくれました、

「あと、ブックマークしているサイトなどを夜遅い時間に見てみてください。そして金融サイトを紹介している文章をタップした時にリンク切れを起こしているのであればそのサイトは闇金につながっている可能性があるので気を付けてください」

これには宣伝技術の高度になっている背景があるそうです。今の広告技術では曜日や宣伝時間まで細かくコントロールできるそうです。広告代理店が闇金業者に広告を販売する際、より高く販売できるようにサービスを充実させているのだそうです。商品の説明詳細を見せてもらいました。

【商品名】*********
【メディア】SEO特化型ネットワーク
【配信形態】獲得保証型
【本数】***件
【単価】*********円
【特記】土日の停止可能、及び時間設定可能。但し配信時間が短くなる場合は別途見積もりとなります

ここまで細かな設定ができるとは驚きです。先の営業マンが深夜にリンク切れをおこすサイトは危険という理由はここにある特記に起因しているということもわかりました。夜遅い申し込みや金融機関が停止する土日は闇金業者も休んでいるらしく自分たちの活動時間に合わせて設定されるようです。従って深夜や土日は闇金が宣伝を止めているのでリンク切れが発生する訳です。宣伝方法もここまで進化しているとは本当にただ驚気を隠せませんが、仕組みが分かれば防ぐ手立てもあると言えるのではないでしょうか。

 

文末になりますが、当サイトでも闇金サイトは数多く見ております。その中で感じた事を補足として添えたいと思います。

闇金サイトか否かを判断する際、申し込みフォームの下部やサイトに仮審査と言う言葉有る場合は気を付けるべきであると言えます。通常の消費者金融会社では仮審査なる言葉は使いません。この言葉1つだけ覚えておいてもよいかもしれません。サイト内に見つけたらならば注意をして下さい。

  1. ミツ より:

    犯罪者に協力してる連中も犯罪者ですよね。なのに広告代理店はいまも普通に営業してるのがどうなのかなってこれ読んで感じました。
    探しものするときに便利だからヤフーとか使いますけどそれが信用できないとかあり得ないですよ。
    広告代理店を晒す記事を期待します❗️

  2. yamikinsoudan より:

    ミツさん>闇金相談ブログ相談員です。
    たしかにおっしゃるとおり犯罪とわかって協力すればほう助と言う立派な罪に問われます。
    ネットを中心に展開している広告代理店の中にはこうした薄暗い業種を中心に扱いをして粗利を稼いでいるところもあります。
    そのような企業はSEOと呼ばれる検索エンジン対策をしたサイトを大量に作り、お金に困窮した人たちがどんな言葉で検索するかを常に研究しそこに網を張ります。
    考え方によっては闇金業者よりも性質が悪いと言えると思います。
    広告代理店のやり方などはすでに告知をしているのですが実名で告知するだけの証拠がそろわないのです。
    彼らは自分たちの名前でドメインもサーバも借りず、闇金業者とのやり取りも飛ばしの電話を使ったりし、実名をさらせば弁護士を介入させ損害賠償で脅しをかけてきます。
    証拠がなければこの時点で引き下がるしかないのです。しかし黙って見ているわけではありません。小さくてもコツコツと証拠を集めて刑事事件として被害届が受理してもらえるまで頑張ります