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【サイト制作会社】違法行為に加担する人々

闇金解決相談員です。

今回は闇金サイトはどうやって世の中にでてくるのか?について書いていこうかと思います。

闇金業者はサイトを持っていない

闇金業者は違法行為であることを理解しているため、自分たちが危険になるようなことは行いません。ホームページを持つには、ドメインとサイトをのせるためのレンタルサーバの契約をしなければなりません。ドメインは取得代行会社を通すのが一般的ですが契約者についてのこまかな情報を記載しなければなりません。サーバについても同様です。闇金業者はこうした個人情報を記入する行為を嫌います。いつ警察が自分たちのところにたどり着くかわからないからです。

そこで、彼らは懇意にしているサイト制作会社に自分たちのホームページ制作を依頼するのです。大抵は広告とセットで販売しているため、サイトが完成したらそのまま宣伝開始となるようです。

ここで大事なのは、制作会社は闇金のホームページを作るために独自のドメインやサーバを取得しておらず、制作会社が持っているサーバにコピーサイトを作ることで対応をするそうです。

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悪徳代理店と闇金業者が使う専門用語、コピーサイトとは?

通常、自分のホームページを持つ場合ドメインを取って、レンタルサーバに情報をアップすることで誰でも見ることができる自分のサイトが完成します。ところが、闇金は違法行為になるため、自分たちでドメインやサーバの取得を嫌います。そこで制作会社に依頼するのですが、制作会社としても闇金サイトを作る事はリスクがあるため自分たちでドメインやサーバを取得していないのです。では、なぜ世間に闇金サイトが氾濫しているのか?

1つは、コピーサイト呼ばれるやり方でリスクを回避しているです。これは制作会社が作っているのはオリジナルの闇金サイトでは無く、オリジナルをコピーして宣伝用に使ってますと言うことなのです。

 

オリジナルの闇金サイト→違法

オリジナルの闇金サイトをコピーして宣伝用のコピーサイトを作る→オリジナルが違法とは知らなかったので違法にはならない

このような解釈なのです。これが警察に対しての言い訳として成立するのかは分かりませんが、理屈としては通るような気もします。つまり、だれもオリジナルのドメイン、サーバを取得していないのです。

闇金の持つオリジナルサイトはどこにあるのか?

狐につままれた様な話ですが、オリジナルは最初から存在していないのです。オリジナルを作ればほう助の罪に問われる可能性があるため、オリジナルが存在せず、建前上のコピーサイトのみが存在する状況らしいのです。闇金サイトがどれを見ても同じようなデザインになっているのはこういう理由があるようです。

闇金業者は制作会社に、サイト名と申込情報を取得するために必要な情報を伝えます。

すると、制作会社はすでに存在しているコピーサイトの画像やタイトル文字を少し変更し新サイトを作り上げます。もちろん、申込フォームなども流用しているため、闇金サイトの申込情報記入ページはどこも同じようなデザインになっているのだと思います。

しかし、オリジナルが無いと逃げ道が無くなってしまうため言われたら出せるようなオリジナルサイトが存在しているという噂もまた聞きました。

闇金業者も知らない闇金サイト

このようにして出来あがってくるのが闇金サイトなのです。驚くような話ですが、闇金業者自体も自分たちのサイトがどのようなものか知らない場合もあるそうなのです。彼らからすればお客が入ればそれでよい、という考え方なのでしょう。こうして世の中に闇金サイトが1つ増えることにあります。

制作会社が作ったサイトを参考としてのせておきます。URLと呼ばれるアドレスが表示されている箇所を見てください。なんだが長いアドレスが表示されております。最初のスラッシュ( / のこと)の前までが制作会社もしくは広告代理店が持っているドメインとサーバでコピーサイトをのせているところなのです。うしろの長い箇所はアフィリエイト宣伝と呼ばれる広告での認識コードと言われるものです。つまり、闇金サイトIDと宣伝をしてお金をもらうアフィリエイターなる媒体者IDを組み合わせて認識できるようにしたものだそうです。

パソコンで見られない工夫は警察対策

こうしたサイトの多くはガラケーと呼ばれる昔の携帯端末かスマホでしか見ることが出来ないように制限されてます。PCはあらゆる端末の中で一番情報収集が楽な端末です。つまり、書き込みや彼らにとって不都合な闇金たたきサイトに画像付きで紹介されるリスクが高まるのです。これは出会い系サイトでも共通で、薄暗い仕事をしている業種特有の動きなのかもしれません。ここで制作会社はさらに制限を厳しくするようなブロックを入れてくるのです。

IPアドレスでブロックする

どう言う根拠で調べたのかはわかりませんが、制作会社が警察や官公庁、サイトを見られたく無い企業などが使っているIPアドレスを割り出すことができるようなのです。こうした自分たちのビジネスを脅かすような存在にはサイトが閲覧できないようブロックをかけるといったことまでしているのです。

それほどの知識があるのであればもっと他の事に使えば世の為になるのに、と思います。

闇金業者が払う広告費の信じられない受け取り方

違法サイトだと分かって制作していれば当然、ほう助罪の適用になってきます。そのことは制作会社も理解している訳でできるだけリスクを負いたくないと思うのはある意味当たり前だとも言えます。そんな思いをそのまま形にしたのか、制作会社と闇金の間のお金の受け渡しで信じられないような話が飛び込んできました。

グレー商売ですから請求書などの発行もありません。振り込みをお願いしても業者は嫌がって現金でのやり取りを希望してくることからある方法が生み出されたらしいのです。

ある日会社のポストを見たら現金が!

闇金業者から依頼を受けてサイトを作る制作会社ですが、多くのところは前金でしか仕事を受けません。闇金業者がお金の払いが良く無かったり、難癖をつけて支払い拒否をすることを先人たちが知っているからです。それでも自前でサイトを作ることが出来ない闇金業者は制作会社に依頼をするしかありません。

見積もりを算出し、飛ばしの携帯電話だと思われますが担当者なる人物に制作工程を提案した後、決定すると発注の段取りとなります。先の理由から前金が確認できなければ制作会社は動きませんので、この段階でお金をもらうことになります。

ここで、現金を受け取りに行けばリスクが生じるためお互いにそれは避けたいと言う思いがあるわけです。そこで考えられたのが制作会社のポストに現金が入っているという仕組みなのだそうです。

電話やyahooアドレスなどで金額のやり取りをし発注が決まると、闇金業者なのか闇の配達人なのかはわかりませんが、誰かが制作会社の郵便ポストに現金を入れてくるのです。朝、経理の人間がポストを開けると制作費用が入っており帳簿に載せることもできない現金が会社にたまることになるわけです。これが社長の交際費になるのかはわかりませんが、闇金業者の詳細を尋ねられた制作会社社長が警察に

「朝気づいたらポストに現金が入っていたので業者の事は本当に知らない」

とが答えた話があるそうです。このような事が今でも本当に行われているのかはわかりませんが少なくとも、徹底的にリスクを回避したいと考えるのは闇金業者だけではなくかかわっている人々にも言えることなのだとわかる良い例ではないでしょうか。

こうして信じられないような言い訳を使いながら闇金サイトは世の中に登場してくるのです。