申込条件や貸付条件、融資条件など呼び名は様々ありますが、申し込みができる方、出来ない方についての記載を見ることでそのサイトが闇金なのかを知ることができます。
融資申込をしてしまってから闇金と知ってしまうと大変な労力を使って関係を断ち切ることになりますが、申込をする前に闇金と知ることができれば大切な個人情報を守ることができます。闇金被害を未然に防ぐことは当サイトが掲げる目標の1つです。そこで今回の闇金解決相談員NEWSは申込前に闇金を知る方法を書いていこうと思います。
※2018年になり闇金の手口が変化してきております。そこで最新版の闇金サイトを見分ける方法をマニュアル化しました。金融会社に申込を使用と思っている方は必ず読んでおいてください。闇金被害が激減します。
闇金が使う差別表現を見抜く
正規のキャッシング会社では使わないような言葉でも闇金業者は平気で使います。そうした言葉が差別用語と言われる可能性を考え一般企業は使用を控えるのですが、闇金業者や集客を請け負う広告代理店などは言葉の意味や影響力を考慮しません。この感覚の違いから生まれる言葉まわしを逆手に取って闇金なのかを判断していきます。
【このような表記があったら闇金を疑う】
・無職の方
・生活保護・年金受給者の方
・勤務先に固定電話がない方
・派遣 (勤務先固定はOK)
・外国人 / 外人
・沖縄在住 / 離島の方
・水商売や風俗のかた
・債務整理、自己破産者
・農業
・申し込み当日に連絡がつかない方
・携帯電話で未払いがある方 / 携帯の名義トラブルアリの方
・自分名義の口座をお持ちでない方
・身分証が無い方
・3ヵ月以上の金融機関・携帯電話の未払いが発生中の方
これは全て当サイトが告知してきた闇金サイト上で記載されていた言葉、表現をそのまま抜き出してきています。赤文字になっているのは携帯転売を手口とした闇金サイトで書かれていた特徴あるテキストです。このほかにも、日本語が通じない方、携帯電話を持っていない人などの記載もありましたが数が少なかったので割愛しました。
闇金が差別表をするのは自分たちの利益のため
こうした差別的な言葉や偏った言い回しがでてくる背景には宣伝経費と利益のバランスが関係していると考えられます。不思議な話ですが闇金業者は集客を広告代理店に任せています。なぜ違法組織が広告代理店と付き合えるのかなどについては以前に記事を書いておりますので下記、ご確認ください。
闇金業者は高い宣伝費を支払って広告代理店に集客を依頼します。その費用が回収できなければ赤字になります。逮捕されるリスクを負ってさらに、赤字では全く割に合いませんから経費はできるだけ削減したいというのが彼らの本音です。(経費節減自体は素晴らしい考えですから是非、一般の合法な仕事で辣腕をふるってもらいたいものですが)
業者は自分たちにとって一番都合の良い客とはどういうものか?を考えてきます。その結果分かったことをそのまま言葉で表現するためサイトに違和感を与える文章が載るわけです。
こうした記述について闇金は驚くほど無神経です。何よりもお金儲けを優先させているため差別的な発言があったとしても広告費を削減できればそれでOKだということがわかってきました。
違和感がある言葉を使っていたら疑う
これだけでもかなりの確率で闇金サイトから身を守ることができるのです。
最後になりますが、新しく登場した闇金サイトにキャンセル費要求に関する記述がありました。無許可金融サイトを告知するサイトやブログが増えたことで闇金と知られてしまうまでの時間が短くなり、売上減少に対して下がらない広告宣伝費により経費が高くなったことが原因だと思われます。こうした記述をすることで安易な申込者を減らし広告費がかさむのを防ぐ狙いなのでしょうが、自らを闇金ですと名乗ってしまっているようなものではないでしょうか。
すでに違法業者に申し込みをして相手と関係が出来ている場合はすぐにも対策する必要があると考えます。金銭的なやり取りがある場合は危険ですが、金銭のやり取りが無くても会社や緊急連絡先と称して知人、親族の連絡先を伝えている方はすでに被害が発生していると考えて行動してください。